テンプレート / 論文原稿

文章

論文原稿

研究した順に書いた論文は読みにくくなります。研究は疑問から始まりますが、査読者は結論が信頼できるかから確認します。だから節の並びは読む人に合わせます。この型は要旨、序論、先行研究、方法、結果、考察、結論の順に場所を用意しています。

書く順番は並びの順番とは違います。方法と結果のようにすでに手元にあるものから埋め、序論と要旨は結果が固まってから書きます。序論から始めると、まだない結論を予告しながら方向が揺れます。引用は資料を開いたその場で脚注にし、参考文献は脚注から起こします。

テンプレート構成

論文題目: 何を明らかにしたか一行で

著者, 所属, 投稿先, 作成日

要旨

背景一文, 方法一文, 結果二文, 含意一文の五行に収めます。

序論

  • 位置: この研究が置かれた流れを二文で。
  • 空白: その流れでまだ答えのないものを一文で。
  • 主張: この論文がその場で何を示すか一文で。

先行研究

研究を並べず筋ごとにまとめ、その筋がなぜ空白を埋められないかを書きます。

方法

他人が同じ手順で同じ結果に到達できる程度に書きます。標本, 手続き, 道具, 分析の順です。

結果

ここでは何が出たかだけを書きます。なぜかは次の節の役目です。

考察

  • 結果が序論の主張をどこまで支えるか。
  • この設計では言えないこと(限界)を先に書きます。

結論

要旨と同じ言葉を繰り返さず、この結果の次に残る問いで閉じます。

参考文献

脚注に書いた出典をここに集め、投稿先の書式に合わせて最後に一度並べます。